暴力が原因で別れてしまった相手との復縁を希望してくるケースは、暴力をふるった側の男性から依頼してくるのがほとんどです。
少数派として暴力をふるった女性側から復縁を依頼してくることもあるようですが、ごくまれだそうです。
暴力をふるわれた側からの復縁依頼はもっとまれになります。
復縁の可能性は、行なわれていた暴力の程度によります。
もちろん言葉の暴力も含まれ、相手本人だけでなくその家族にまで口撃が及んでいる場合、相手は相当傷ついています。
相手が大事にしているものにまでダメージを与えた場合、復縁は困難になります。
手で殴ったり足で蹴ったり、ということが一度でもあると、さらに修復は難しくなります。
相手の体を直接傷つけることがなく、物にあたって壊すという行為であっても、相手に恐怖心を与えることは暴力と同じです。
復縁の成功を左右するポイントは、相手にどれほどの恐怖心を与えてしまったかです。
いくら口約束で「もう暴力はふるわない」と言われても、一度恐怖心が植えつけられてしまうとなかなか拭い去ることができません。
暴力をふるっていた本人が、暴力を封印できるかどうかにかかっています。
例えばお酒を飲むと手が出てしまう男性は、復縁を希望するにあたってお酒を断つことができるかどうか、なのです。
また過剰な嫉妬心から思わず手が出てしまう人は、自分の感情をコントロールできるようになることで暴力を避けられるでしょう。
暴力のきっかけが明らかな場合はその状況を作らない、感情を抑える訓練をする、など、復縁には相当の努力と時間が必要となります。
復縁の可能性は?
離婚の理由としてよく聞くことのある「価値観の相違」という言葉。
これは趣味が合わない、子育てに関する考え方の違い、将来に対するビジョンの違い、など具体的に挙げると様々で、どれかひとつに理由が定められないときに納得させやすい言い訳として使われます。
また、本当の別れの理由を隠すために「あなたとは価値観が合わなくて…」と切り出すこともあります。
価値観の相違で別れたカップルが復縁するためには、どんな点において価値観が合わなかったのかを明確にしなくてはなりません。
例えば将来起業を目指して計画を立てていた男性と、安定した生活を望む女性が別れる原因となった「将来設計の食い違い」を見てみましょう。
成功するかどうかもわからない起業を目指す男性に将来的な不安を覚えて女性から別れを切り出したとします。
男性はその後、努力の甲斐あって事業を立ち上げ、仕事も波に乗ってきたので彼女との復縁を希望するようになります。
しかしここで女性のプライドを無視して「自分が言った通り、事業は成功したから戻って来い」と自慢する態度をとってはいけません。
「あなたのためにずっと頑張ってきたんだ」と彼女のために努力してきたことをアピールすると、彼女も悪い気はしなく、復縁の可能性も高くなります。
この他、趣味や好みの相違が別れの原因となったケースでは、復縁を望む方がどこまで好きなことを我慢するかが重要になります。
内容によってはお互いが歩み寄ることもありますが、あくまで基本は復縁を望む方が折れることです。
子育てに関する考え方が食い違っていた場合でも、社会的に正しいかどうかではなく、二人の間の問題として考えることが大切です。
自分が正しいと思っていることでも、復縁するために相手を優先させ自分が折れなければならないこともあるでしょう。
そこまでの覚悟がないと、復縁の話はまとまらないでしょう。
夫婦にしても未婚のカップルにしても、浮気が原因で別れることとなった場合、男性では自分の浮気がバレて相手から別れを切り出されたパターンが多くを占めます。
浮気をした男性は別れを切り出されると、自分の犯してしまった過ちを反省し、妻や彼女に謝罪します。
こんなに反省して謝っているのだからいいだろう、と復縁を期待するものの、そう簡単には許されません。
女性からしてみれば、前々から相手の浮気に勘付いて我慢を重ねていたのに、今になってごめんと言われても遅い、というわけです。
妻や彼女と別れて浮気相手を選ぶと言う男性もいると思います。
しかしその浮気相手とも長くは続かず、結局一人になった後で「やっぱり元妻・元彼女とやり直したい」と復縁を希望する人もいます。
このパターンでの復縁は、元妻・元彼女に「どうせまた浮気するんでしょ」と思われてしまうため、少々困難になります。
いくら真剣に謝られても、妻と浮気相手の間で煮え切らない態度を取ってきた夫をすぐに信用できないのです。
離婚に至って慰謝料が絡んでいるケースでも復縁は難しくなります。
元妻の中には「もらうものだけもらってしまえば、元夫のことなんてもういいわ」と吹っ切ってしまう人が多いからです。
復縁を望むなら、煮え切らない態度を取って来た自分を変え、絶対に浮気はしないことを目に見える形で証明しなくてはなりません。
妻から要求されればいつでも携帯電話をチェックさせる、くらいの覚悟が必要です。
男性の浮気が原因で別れた場合、浮気する男は信じられないと吹っ切ってしまうためか女性の方から復縁を望むことはあまり多くありません。
しかし女性の浮気が原因で別れたケースでは、やっぱり元夫・元彼がよかったと復縁を望む女性が目立ちます。
浮気を始めた頃は、付き合っている相手よりも浮気相手の方がよく見えるため、短い期間で燃え上がります。
目新しいものに夢中になるのは男女ともあることですが、男性が複数の女性をキープしようとするのに対して女性は男性を一人に絞ろうとする傾向があります。
そして新しい相手に夢中になってはみたものの、しばらく経つと段々アラも目に付くようになり、元彼の良さを思い出して「やっぱりやり直したいな」と復縁を望むようになります。
女性の浮気が原因で別れたケースで復縁が成功するかどうかは、元彼が浮気相手の顔を知っているかが大きなポイントとなります。
復縁工作が順調に進んでいたのに、元彼が女性の浮気相手の名前を知った途端にダメになってしまうということもよくあります。
これは女性と浮気相手が体の関係を持つ場面がリアルに浮かんでしまうからだそうです。
いくら「来るもの拒まず」の男性でも、やはりこういった部分ではデリケートなのでしょう。
また元彼に新しく彼女ができているのか、元彼と付き合っていた期間はどれくらいか、浮気の事実を元彼は知っているのか、などもポイントとなります。
相手に新しい恋人がいる場合、まず別れさせ工作から始めなければならず、復縁までのステップが増えます。
次に元彼と付き合っていた期間が短く、まだ互いの気持ちが熱いうちの別れであれば復縁の可能性は高くなります。
浮気の事実も相手が知らないまま別れて現在に至っているのであれば、復縁はそれほど難しくありません。
付き合っていた彼が他の女性と浮気をしていた、夫が会社で不倫をしていたなどといった事実を知った時、大抵の人はショックを受けるとともに激しい怒りを覚えると思います。
カーッと頭にきて、勢いで自分から別れを告げることもあるでしょう。
しかしよく考えると寂しいし悔しいし、やっぱり復縁したい、という依頼も、時に探偵会社には入ってきます。
自分が浮気をして別れたケースでは、自分が非を改めれば復縁の可能性も生まれてきますが、相手が浮気をして別れたケースでは相手の非が改められない限り、復縁は難しいと言えます。
もし相手がまだ浮気相手と続いているのなら、浮気には目をつぶってよりを戻すか浮気相手と別れさせて取り戻すしかありません。
後者なら復縁工作の前に浮気相手と別れさせるための工作も必要になり、復縁のハードルが高くなります。
浮気した相手の方から「別れよう」と切り出されたケースではさらに困難となります。
「浮気のことは目をつぶるから、何としても恋人を取り戻したい」と言う女性は、時に強い復讐心を抱いていることもあるようです。
既婚者の場合でも「主人の浮気は多めに見るので、とにかく戻ってきて欲しい」と、女性は相手の浮気が別れの原因だった場合でも復縁に関しては強気です。
それに対し、男性の場合は女性が浮気して別れた場合、元彼女・元妻との復縁には積極的ではありません。
なわばり意識の強い男性にとって、他の男を受け入れた女性に未練はなく、許さないし取り戻す必要もないと考える傾向が大きいようです。
もう30歳近いのにいつまで経っても安定した職に就かない、など経済的な理由で別れてしまうカップルもいます。
恋人との将来を考えた時、いくら夢を追いかけていると言われても安定した収入がなくては一緒に生活していけない、と別れを選択せざるを得ないこともあると思います。
しかし、いつまでもニートでいる彼に嫌気がさして別れたものの、離れてみると彼のいいところばかりが思い出されてもう一度やり直したい、と復縁依頼をする人もいるそうです。
このケースでは、彼がニートのままであることを依頼者である女性が受け入れられれば、復縁はそんなに難しくありません。
これに対し、収入が不安定で彼女にふられてしまった男性から復縁を依頼してくるケースでは、復縁に向けての条件がいくつか必要になってきます。
例えばメジャーデビューを目指して日々の練習を大切にしているミュージシャンの卵の彼。
音楽活動の合間を使ってバイトをかけもちし、毎日ハードな生活を送っている彼を、最初は応援していた彼女ですが、いつまで経っても日の目を見ないため愛想をつかしてしまいました。
彼は支えてくれていた彼女がいなくなり、寂しくて仕方なく、復縁を望みました。
しかし彼の生活は以前と何ら変わっておらず、相変わらず収入は不安定なため復縁はまず無理と判断されます。
原因が自分にあって別れることになったのなら、復縁を成功させるために自分を変える努力をしなければなりません。
相手の要求はすべて呑む覚悟が必要です。
上のケースで言えば、彼がミュージシャンを諦めてきちんとした仕事に就けるかどうかです。
相手に真剣さが伝わり「この人は変わったんだ」と認めてもらえれば、復縁の可能性も高くなります。
付き合っていた人から別れを告げられると、自分の何がいけなかったのか、そこを直すからもう一度考え直して欲しい、と思うものです。
しかし相手がどうして別れたくなってしまったのか、本当の理由を知らされないまま離れてしまうことも多々あります。
ほとんど告げられることのない「本当の理由」の代表格として、性の不一致があります。
性の不一致が原因で別れたカップルというのは付き合って2年くらい経った恋人同士に多く、女性から別れを切り出して離れていったケースがほとんどです。
そしてハッキリした別れの理由がわからないまま、復縁を希望してきます。
女性は性の不一致が原因だとは、決して口にせず、別れる際は価値観の違いなどを理由として挙げます。
復縁を探偵会社にお願いし、調査が進む中で本当の理由が性の不一致だったと判明することが多くあります。
性の不一致と一言で言っても内容はいろいろありますが、多いのは「セックスの回数が多いのが負担だった」というものです。
男性の中には「セックスは多いほうが女性は喜ぶ」と勘違いしている人もいて、女性が実はそれを面倒に感じていることに気付いていないことが多いのです。
このような本当の理由を聞いた時点で復縁を諦める男性もいますが、自分勝手に相手を求めてしまったことを反省して素直に謝れば、意外なほどすんなりと解決してしまうこともあります。
ただこの問題は生理的なことなので、一時的に控えられたとしてもそれがずっと持続できるかどうかはまた別の問題として現われてきます。
またSMなどの特殊な性癖が原因だった場合は、それを完全に放棄しないと復縁の成功はまず望めません。
浪費癖と聞くと、女性が夫のお金を使ってブランド品を次から次へと買ってしまう買い物依存症が思い浮かぶのですが、男性側の浪費で夫婦間がうまくいかなくなったというケースも意外と多くあるようです。
そして「自分の浪費癖が原因で妻に逃げられてしまったが、もう一度妻とやり直したい」と復縁依頼をしてくる男性も最近では増えているようです。
男性の浪費の内容としては車などの趣味やギャンブル、女性関係が挙げられます。
経済的に余裕があるうちはよいのですが、浪費癖で問題になるのは借金をしてまでのめり込むことです。
お小遣いの範囲で、あるいは生活に支障がない金額であれば、いくら趣味にお金を注いでも問題にならないことが多いですが、破綻してまでのめり込んでしまっては相手から見切りをつけられても仕方ないでしょう。
浪費癖のある人というのは、物事に対する考え方がいい加減でだらしがなく、一つのことがきちんと続けられません。
この性格、癖を自覚して改めることが、復縁への第一歩となります。
趣味や女遊びなど浪費の原因を断ち切り、そこで浮いたお金を積み立てて、浪費癖はもうないという具体的な証拠が必要です。
女性の浪費の内容としては、ブランド品の買い物やホストなど男性関係が挙げられます。
多いのは自分で働いたお金ではなく、夫のお金を当てにして浪費する女性です。
おねだり上手な女性は、そのおねだりが男性への愛情と相手に捉えられることもあり、経済的なゆとりのある男性であればこの点に関して寛容になります。
そのため浪費癖が原因で別れたけれど復縁したい、というケースでは、男性より女性の方が有利になります。
しかしいずれにしても、まず何より浪費癖を直すこと。
今まで使った分を自分で働いて返すくらいの覚悟を持ちましょう。